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)) 成長するためには「気付く」こと

社内の様子が、ここ1.2ヶ月で大きく変わっています。詳しくはかけませんが、悪い方です。私の部署は大丈夫ですが、他の部署です。様変わりというか…。 問題点は色々ありますが、わたしが思う最大の問題点は、スタッフが組織観点で育っていないことだと思っています。 各部門が1組織としてどうあるべきか、各部門が会社という組織の中でどうあり、何を目指すべきなのか。目指した先には1スタッフとして何があるのか。 個々の能力は低くないし、各スタッフ責任感も普通にあります。ただ、組織として成り立っていません。これを1番左右しているのは、リーダーの存在です。 人が育つのは、私は昔から絶対に「気付き」だと思っています。問題点に気付く、改善点に気付く。新しい視点や手法に気付くこと。 自ら考え、気付き、そして自分の責任で実行することで「義務」が生まれます。業務を遂行するだけではなく、「何を生み出すのか」。達成するためには、周りのスタッフの協力が必要となり、様々な視点で物事を見て、考え、実行します。 それが失敗したって、必ずスタッフは成長しています。チームワークが生まれ、自ら考えるクセがつきます。そして、一度でも成功体験が得られれば、確実に組織としての形が出来上がる。 その、気付き→考え→行動し→成功(または失敗)の体験フローが今まで全くなかったようです。そしてそれを導く、「人」や「環境」がないのです(個人的には、人や環境に頼らず自分でやろうぜという考えなのですが、全員がそうなるのは難しいので..)。 とにかく、手っ取り早いからといって、ツルのひと声で物事を進めてはいけない。それが「考えない」クセを生む。自分で考えないから「責任」が生まれず、何かをしなければいけないという「義務感」すら生まれない。 重要なのは、ハンドリングする中間管理職とそのチームワーク。あとは影ながらサポートしてくれる社長です。社長の役割は表舞台にでないこと。ただ、「評価」は大々的にしてあげてほしい。絶対に「やったら損」な空気を出さないこと。 こういう時だからこそ、諦めず粘り強く、沢山のスタッフを巻き込み、色々な人に考えてもらい、気付いてもらう。 何もなかったベンチャーで育ったからこそ思えることなのかもしれませんが。。どうすれば、私とはそんなに関係のない部署のスタッフたちにそう思