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)) 情報収集の見直し 視野を広げるためには未知の領域から

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Googleリーダーが停止する前まで、私は様々なweb系のブログから情報を取得し、業界知識だけではなく、自分の頭の訓練のきっかけとなる情報を集めていました。しかし、Googleリーダーが終了してから数日間、使用するRSSリーダーを迷っている数週間の間、RSS経由でブログを読まない期間が続いたのです。 その後、無事にリーダーソフトも決まり、今まで通りブログから情報を得ることができるようになりました。しかし何か違和感があるのです。それはGoogleリーダーが無くなる前からうっすらと感じていたことでしたが、少し「情報と離れてみて」その違和感はより一層大きくなっていたのです。 それはどういった違和感だったかというと、今まで新しい情報を得させてもらっていたブログの内容が「どれも同じ内容のように感じた」のです。もう少し掘り下げてみると、当然のことながらブログのオーナーは「読まれるためのブログ」を意識して書いている訳なのですが、その「読まれるブログ」の特長がどうも画一化しているように感じたのです。 特に私が情報収集するブログは、web系が多いからだと思いますが、どうもネット上にあふれている「ブログのアクセスを伸ばすための方法」を誰もが”ただただ”真似しているような感じがするのです。そこには、その人のオリジナリティあふれる視点も無ければ、個人の考え、結論が無いものが多いような気が。(もちろんそうではないブログもいっぱいあるのですが) しかしそのブログ自体が悪い訳ではなく、今そのようなブログを購読している私が「改善の余地あり」なわけです。よくよく考えてみると、私にとって大事な情報とは、 「今の私のニーズを解決してくれる情報」 「私の思考力や決断力に良い影響を及ぼす情報」 なんですよね。 ついつい、「単純に面白い記事」を読みだすと、上手に貼られた関連リンクをつたって次から次へと記事を読んでしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいます。しかしこういった場合、記事は「読み流す」だけ、情報を「知る」だけ。しかし「話のネタになるだけの情報」をたくさん持っていても、今の私には全く意味が無いのです。 これだけ膨大な情報があふれ、次から次へと情報が流れ込んでくる時代。今まで解決に数時間、数日、数ヶ月かかっていたものが、ググれば数秒で解決してしまう時代。こんな時

)) 正確な情報を発信しどう正確さを維持するか(コンテンツの価値をどう維持するか)

昔から、「ネット上の情報を、ウソか本当かを確認せずそのまま信じないように」とはよく言われたものです。しかしネットリテラシーが低いと、間違った情報をそのまま信じてSNSで拡散してしまったり、全く違った理解をして批判的な意見を拡散してしまったりすることがあります。ノリで発言した個人的な意見が予想外の反響を呼び、炎上してしまうようなことも。 情報を簡単に発信・転用できるツールが増え、スマホ利用者が増えている裏で、そのような事象も増えてきているのではないかと思います。 逆に情報を収集する人間にとっては、そこらに散らばっている情報が「本当なのかどうか」「誰のフィルターを通して発信された情報なのか」を確認し、慎重に判断しないといけない時代なのです。 ネットリテラシーを高めていく施策は別途考えるとして、このような「個人フィルターをかけていとも簡単に情報を拡散できる」時代、サイトを設計する側の視点としては今後、 「正確な情報を発信し、正確さを維持するにはどうするのか(コンテンツの価値をどう維持するか)」という視点が非常に大事 になると考えています。 この「情報の価値」を維持することは、情報を取り扱うサイト自体の価値の維持にもなりますし、今後の日本社会の成長にも繋がると思います。よって、ネットを利用するメリットの最大化にも繋がります。そして私のような業界の人間にとっても「誰かの役に立つサイトを作れる=今後もWEB業界で頑張っていく!」モチベーションにもなります。 ※今でもネットの悪い部分ばかりが見えてくると「ネットなんて、スマホなんてなくなれー!」と思う… そのためにも今後、今まで情報発信者側が努力してきた「間違った情報を与えない工夫」だけではなく、 「その情報の 正確さをどうやって維持するか(コンテンツの価値をどう維持するか) 」に対する工夫が必要 になってくるのではないでしょうか。同時に、「誰がどこまで責任を持つか」ということも、一緒に考えなければいけないタイミングなのかもしれません。 そういった意味でサイトを設計する側としては、 発信する情報にはどのような価値があるのか。誰にどう使われるべき情報なのかをじっくり分析し、定義付けすることが大切 です。そしてSNSとただ単純に連携するのではなく、連携する意味と効果を考えて媒体を選んだり、媒体によって発