)) プロジェクトを進めるために必要な「人間力」とは。

今の自分の立場と、自分がやらないといけないことを考えたときに、「ここは人間力が試されるな~」と思います。

さて、そう考えたときに「人間力とは何か」。
少し考えてみました。

世に様々な「人間力」の定義はあるのでしょうが、今の私がおかれている状況の中で、プロジェクトを進めるために必要だと思う「人間力」は、以下の3つ。


1:知識・情報の量
それは単純な情報収集でもいいし、実体験でもいいし、友達とのおしゃべりでも何でもいいですが、(できれば精度の高い)「知識・情報」をどれだけたくさん持っているかということ。しして、それを収集する力も含みます。コミュニケーション能力しかり、情報へのアンテナ、見極められる情報リテラシーの高さなど。

プロジェクトを進める場合には、それが「手法の数」に置き換わります。「世の中にはどんな方法があるのか」「それが自分たちの状況でもできるのかできないのか」を知っていて、その数が多いほど強い。


2:決めつけの少なさ
それは思い込みであったり、否定であったり。
やはり人間は1人より2人、2人より3人・・・の方がいい案が出ます。人間は数が多いほどいい案が、より練りこまれた案が出る。そう信じている。

そういったときに、決めつけがあるとせっかくの人間の良さが出てこなくなる。
「そんなことできません!」
「そんなのやっても無駄ですよ」
「あの人に頼んでも無理」
「自分には無理」
「失敗(ミス)は悪いこと」
などなど。

プロジェクトを推し進めるべき人間がそういった考え方だと、いい案は出てこないし、メンバーの可能性を狭めてしまいますし、当然ながら、他のメンバーも「できない」と思ってしまう。

自分の価値観で蓋をしてはいけない。
人は本人が思っているより、すごくたくさんのことができる。大きなことができる。
間違いありません。

いきなり100を目指そうとするから、できないと思うわけであって、10を10回繰り返せばいいだけだと私は思う。そう思えない人間には、そう思わせてあげないといけない。

そのためには、常に冷静(感情的でない)で、常に客観性を持つアダルトな性質が長けている必要があります。


3:実践の回数
いくら1と2を持っていても、どれだけ実践してきたかによって全っっっっく違ってくる。(成功や失敗にかかわらず)実践することで得られることは、とにかく莫大にあります。

自身で判断した回数、決断した回数、内部外部の様々な状況の人間とのコミュニケーションの数、無理難題の数や自分と向き合った回数。そして当然ながら、それらの「結果」という事実。

それらは実践でしか得られない。そしてその回数が多いほど、人は鍛えられるのだと信じています。


こんな記事がありますが

日本人はすでに先進国イチの怠け者で、おまけに労働生産性も最低な件

若いころにどれだけ実践の数を増やすことができるか、それが勝負だと思う。
残業が嫌だなんて言っている場合ではない(無駄なものは別)。とにかくぶつかって、がむしゃらに、失敗を恐れずにたくさん実践することだと思う。


結局、どれだけ情報を持っていても、実践できるかどうか、それを成功させることができるかどうかは実践の数で決まるのだと思う。特に”質の高い実践(失敗でも成功でも)”を増やすことで、成功率は上がっていく。

1も2も3も、年齢を重ねるほどに減っていく。
私自身も、今が一番若いのだという気持ちを常に持って、恐れず向かっていきたいと思う。


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