)) 現在のリソースについて
ウチのお店(小売りネットショップ)の現在のリソースについて、大まかにまとめておきます。
正社員4名(営業3+制作1)
パート(事務)4名
パート(販促)1名←私
パート(梱包)2名
当然ながらパートは週3~5日、時間は4~7時間程度の人たちです。
私は週3、4日、7~8時間程度の勤務です。
●昔ながらのアウトドア屋
数年運営していますが、webに精通した人はゼロ。精通までいかなくても、経験値をためればよかったのですが、過去の店長しかり、会社しかりwebに対してのスキルアップの認識なく、今でも「それができないこと」をオモシロイこととして話すレベルです。今でも「初心者だから」と笑いながら仕事を進めてます。
エクセルがちゃんと使えるのは私ともう2人だけ。何かをするための数式を作ったりできるのは私ともう1人だけ。
商品・在庫・販売管理システムを導入していますが、その仕組みを理解できている人は私と2人だけ。他の人間は、その3人に聞かないとわからないレベル。
モールの戦略やシステムや仕組みを理解しているのは私ぐらい。あとはモールに頼りながらもモールを嫌っている(わからないから騙されていると思い込んでいる)ような状態。
今までは『価格調整(ポイント付与)』で売上をあげてきました。それだけで簡単に売上られるのがモールですから。何か戦略を練って施策を打って・・・という必要がなかったといえばなかったのでしょう(だから赤字なんだけど)。
まぁ、環境的にwebに精通するようになる方が難しいかな。お店にいた人間が、「お前webやって」と言われただけですから。そういう意味で、過去をどうこういうよりも「これからどうするのか」というところが重要になってきますね。
売上(または売上目標)に対する集客費としては、約1.6%ぐらいで、他社と比べても非常に少ないでしょう。ただし、値引き、送料無料、ポイント付与、クーポンに関しては、私の範疇ではなく営業の範疇となるため、この1.6%には含まれていません。
(その辺を含めても、広告費は他社の1/8程度らしい。それはモールの営業担当から聞きました)
【広告費】
集客費>私の範疇。集客施策に使用する
営業販促費>営業の範疇。商品価格に関する施策(値引き・送料無料・ポイント付与・クーポン)
昨年までは当然ながら、販売した商品が赤を出しているなどとは思わずに集客を行っていました。集客だけを見ると、費用対効果としてはかなり良い効果を出していました。
が実際は赤字。
結果的には、営業が営業販促費について理解しておらず、安易な値引き、ポイント設定。そこからどれぐらい手数料が引かれるかも無頓着(総合して想像を超える費用が出ていた)。その状態で集客を最大化していたので、逆にそれだけマイナスを引き起こしていたというのがというのが事実。
なので、今年は私が営業販促費や経費の部分も見ながら、販促を行うことが重要になります。
営業チームは全員正社員(のオジサン)。
いかにして楽しく、成長しながら、効果的に、営業活動をしてもらうか。パートの私がどこまでうまくコントロール(パートの分際でと思われない立ち居振る舞い)ができるかは、人間性が問われるところなのでしょう。
まず営業は全員「ネットで物を買う」ことを全くしない人間ばかり。それをちょっとした誇りに思っている状態。店長はクレジットカードも持っていません。要は顧客の気持ちになったことがない状態ですので、ここから情報収集は難しい状態です。
パートの女性たちはネットショップで物を買いますが、当店取り扱い商品がアウトドア用品の特にマニアックな部分(女性はあまりやらないアウトドア)ということもあり、その点の心理的な情報収集も難しいです。
私はこの両方に精通しているので、情報に関しては私次第といったところでしょう。
あと、バックボーンである会社との情報共有に関して、ここが非常に弱い部分です。正社員4名は全員本社との連携は、心理的に少々拒んでいる状態。パートで長年勤めている1人がうまく情報共有してくれているので、今はなんとなくつながっている感じです。
あと、赤字転落したので、そういう意味で、本社もうちの店を見ています。そういう意味では昨年より連携は強くなってるのかな。
現在のうちのお店の戦略ですが、「全くない」と言っても過言ではありません。
少なくとも現店長は「方針はあるよ」というでしょう。しかし彼の言う方針は「黒字にしない」ということ。ただそれだけであとは個人活動(しかも単独)に任されている状態です。
スタッフ教育(店長教育)がなっていないような会社の場合はこういったことが起きると思います。
例えば経営(ショップ)理念だったり方針のようなものがなぜ必要なのか、それがあるのとないのとではどういったことが変わってくるのかは、実践で体感するか、教育をされるかの二択しかありません。
そのため現店長が悪いとは思いませんが、特に人事考課で個人を評価する仕組みがないうちのような会社で、こういった個人の力量に任される状態を作ることは今後に大きく影響されてきます。
以上うちの会社の現状でした。
なぜこれらの情報を(できるだけではありますが)詳細に書いたかというと、よくある「成功事例」というものは、そのままでは自社の参考になりません。
環境が違う、状況が違う、リソースが違う、規模が違う。何もかもが違うのに、そのまま真似をしたところでうまくいくわけがないのです。そういう意味で、できるだけ状況を知り、近しい状況の方に参考にしてもらえればと思います。
あとは「別に恵まれた環境じゃないよ」というのも書いておきたい。
昔の私は、成功事例を見るたびに「能力のある上司がいていいなぁ」とか「お金があっていいなぁ」とかそういったことを思い、自分とは関係ないと思うことがありました。
でもそうじゃない。
成功した会社や人は、状況は違えど、その時その当時の様々な苦難や難題をクリアして成功しているわけです。決して恵まれない中でもどうやっていくがが、仕事や人生の面白みでもあるのだと今は思います。
<人材>
●スタッフ正社員4名(営業3+制作1)
パート(事務)4名
パート(販促)1名←私
パート(梱包)2名
当然ながらパートは週3~5日、時間は4~7時間程度の人たちです。
私は週3、4日、7~8時間程度の勤務です。
●昔ながらのアウトドア屋
数年運営していますが、webに精通した人はゼロ。精通までいかなくても、経験値をためればよかったのですが、過去の店長しかり、会社しかりwebに対してのスキルアップの認識なく、今でも「それができないこと」をオモシロイこととして話すレベルです。今でも「初心者だから」と笑いながら仕事を進めてます。
当然、会社の仕組み(人事考課)としても全く考慮されておらず。もしまじめな人間がいて、webの知識向上に時間をかけて能力を向上したとしても、一切評価される仕組みはありません。
エクセルがちゃんと使えるのは私ともう2人だけ。何かをするための数式を作ったりできるのは私ともう1人だけ。
商品・在庫・販売管理システムを導入していますが、その仕組みを理解できている人は私と2人だけ。他の人間は、その3人に聞かないとわからないレベル。
モールの戦略やシステムや仕組みを理解しているのは私ぐらい。あとはモールに頼りながらもモールを嫌っている(わからないから騙されていると思い込んでいる)ような状態。
今までは『価格調整(ポイント付与)』で売上をあげてきました。それだけで簡単に売上られるのがモールですから。何か戦略を練って施策を打って・・・という必要がなかったといえばなかったのでしょう(だから赤字なんだけど)。
まぁ、環境的にwebに精通するようになる方が難しいかな。お店にいた人間が、「お前webやって」と言われただけですから。そういう意味で、過去をどうこういうよりも「これからどうするのか」というところが重要になってきますね。
<資金>
私に託されている資金として、月30万+モールの売上見込みの1%の広告費用(ざっくりと計月65万迄)ですが、これをいかにして抑えられるかが、赤字縮小のイチ施策でもあります。売上(または売上目標)に対する集客費としては、約1.6%ぐらいで、他社と比べても非常に少ないでしょう。ただし、値引き、送料無料、ポイント付与、クーポンに関しては、私の範疇ではなく営業の範疇となるため、この1.6%には含まれていません。
(その辺を含めても、広告費は他社の1/8程度らしい。それはモールの営業担当から聞きました)
【広告費】
集客費>私の範疇。集客施策に使用する
営業販促費>営業の範疇。商品価格に関する施策(値引き・送料無料・ポイント付与・クーポン)
昨年までは当然ながら、販売した商品が赤を出しているなどとは思わずに集客を行っていました。集客だけを見ると、費用対効果としてはかなり良い効果を出していました。
が実際は赤字。
結果的には、営業が営業販促費について理解しておらず、安易な値引き、ポイント設定。そこからどれぐらい手数料が引かれるかも無頓着(総合して想像を超える費用が出ていた)。その状態で集客を最大化していたので、逆にそれだけマイナスを引き起こしていたというのがというのが事実。
なので、今年は私が営業販促費や経費の部分も見ながら、販促を行うことが重要になります。
営業チームは全員正社員(のオジサン)。
いかにして楽しく、成長しながら、効果的に、営業活動をしてもらうか。パートの私がどこまでうまくコントロール(パートの分際でと思われない立ち居振る舞い)ができるかは、人間性が問われるところなのでしょう。
<情報>
webやEC業界、モールの最新情報、今後の動向などの情報は、他の人間は全く興味がないので私次第という感じです。まず営業は全員「ネットで物を買う」ことを全くしない人間ばかり。それをちょっとした誇りに思っている状態。店長はクレジットカードも持っていません。要は顧客の気持ちになったことがない状態ですので、ここから情報収集は難しい状態です。
パートの女性たちはネットショップで物を買いますが、当店取り扱い商品がアウトドア用品の特にマニアックな部分(女性はあまりやらないアウトドア)ということもあり、その点の心理的な情報収集も難しいです。
私はこの両方に精通しているので、情報に関しては私次第といったところでしょう。
あと、バックボーンである会社との情報共有に関して、ここが非常に弱い部分です。正社員4名は全員本社との連携は、心理的に少々拒んでいる状態。パートで長年勤めている1人がうまく情報共有してくれているので、今はなんとなくつながっている感じです。
あと、赤字転落したので、そういう意味で、本社もうちの店を見ています。そういう意味では昨年より連携は強くなってるのかな。
<方針・戦略>
現在のうちのお店の戦略ですが、「全くない」と言っても過言ではありません。少なくとも現店長は「方針はあるよ」というでしょう。しかし彼の言う方針は「黒字にしない」ということ。ただそれだけであとは個人活動(しかも単独)に任されている状態です。
スタッフ教育(店長教育)がなっていないような会社の場合はこういったことが起きると思います。
例えば経営(ショップ)理念だったり方針のようなものがなぜ必要なのか、それがあるのとないのとではどういったことが変わってくるのかは、実践で体感するか、教育をされるかの二択しかありません。
そのため現店長が悪いとは思いませんが、特に人事考課で個人を評価する仕組みがないうちのような会社で、こういった個人の力量に任される状態を作ることは今後に大きく影響されてきます。
以上うちの会社の現状でした。
なぜこれらの情報を(できるだけではありますが)詳細に書いたかというと、よくある「成功事例」というものは、そのままでは自社の参考になりません。
環境が違う、状況が違う、リソースが違う、規模が違う。何もかもが違うのに、そのまま真似をしたところでうまくいくわけがないのです。そういう意味で、できるだけ状況を知り、近しい状況の方に参考にしてもらえればと思います。
あとは「別に恵まれた環境じゃないよ」というのも書いておきたい。
昔の私は、成功事例を見るたびに「能力のある上司がいていいなぁ」とか「お金があっていいなぁ」とかそういったことを思い、自分とは関係ないと思うことがありました。
でもそうじゃない。
成功した会社や人は、状況は違えど、その時その当時の様々な苦難や難題をクリアして成功しているわけです。決して恵まれない中でもどうやっていくがが、仕事や人生の面白みでもあるのだと今は思います。
コメント
コメントを投稿